ここまでの迷走ログ
日記風にやってきたことを書こうと思っていたけれど、これだといつまで経っても2週間分の時差が埋まらないことに今気づいた(最初に気づけよ!)。ということで、ちょっと駆け足になるけれど、ここまでの軌跡。とりあえず最初の一週間。
- 日本語入力についてはcannaとやらがあったな...とパッケージ・マネージャから検索をかけ、引っかかったものを片端からインストール。なぜか anthy5とやらが使えるようになってとりあえず解決。googleのIMEはないかなぁとダメ元で調べてみたら、MOZCを発見してすぐさまインス トール。WindowsでもgoogleのIMEを使っていたので、かなりストレスなく使えるようになった。
- PATA I/Fが到着し、Windowsマシンで使っていた500GのHDDを接続。これまたPnPのノリで問題なく認識、NTFSボリュームもそのままマウントできる。今どきのLinux、すごい!
ついでにいうと、マウントも/etc/fstabをいじらなくても、GUIベースのファイルマネージャから対象のボリュームをクリックするだけでマウントできる簡単さ。自分のような知識不足な人間でも迷うことは少なそう。ただ、ファイル名の長さ制限がNTFSより厳しいようで、極端に長い名前のファイルがコピーできないなどの些細なトラブルはあった。
- メーラの変更。Windowsでは20年近くBecky!を使ってきたのだが、溜め込んだメールをどうやって移行しようか...でググりまくるはめに。以下のサイトの情報を参考にして作業したが、手作業に頼る部分が多くてがっくり。ちょっとシェルスクリプトなりなんなり使えばラクにできそうなので、ちょっとリハビリしないとダメか。
参考にしたサイト: Becky!⇒Thunderbirdの移行: 『まんぼう』が思うこと
ちなみにこの作業では、事前にBecky!側でメールデータをmbox形式に変換しないといけないのだが、自分の場合は旧マシン(の電源)が壊れてしまい、新マシンと同時に起動できないので、wineというWindowsエミュレータを使ってBecky!をLinuxで動かすことにした。これも問題なく動いた。 Linuxに触れていた人には当たり前のことなんだろうけど、ここまでLinuxの環境が整っていたとは知らず、感激することばかり。まあ、このあと、色々困り始めるのですが。
とまあ、マシンのセットアップに関しては大したことはしてないのですが、大変だったのがメールアカウントの設定。10年以上前から使っていたプロバイダが合併やらシステム統合やらで自分のIDまで変わっており、webからログインして設定を確認しようとしたもののログインできない! 羽目に陥った。結局、昔の手紙の束からID変更のお知らせを発掘して事なきを得たのだが、作業時間の半分以上は、この手のドタバタに費やすはめに(><)。積み重ねてきた無精の代償がこの程度で済んだと喜ぶべきかも。
後知恵になるのだが、安定したWindows環境をお持ちの方は、仮想マシンソフトを使ってLinux環境の試用をしておけば、もっとスムースに作業が進むかと思う。たとえばOracleのVirtual boxなどは無料で使えるので、ディスクスペースなどに余裕があれば、いくらでも仮想マシンを作れる。ファイル形式の互換性や、ディストリビューションの違いなどもかなり把握できるだろう。 ま、うちの場合は旧マシンが壊れかけ+古すぎて仮想マシンを動かすにはスペック不足という問題があったのでしゃーないのですが。
この10年で、自分のPCの使い方も大分変わっていたようで、webサービスへの依存度が高まっていたのだろう。音楽を聞く以外のことはここまでの作業だけでほぼできるようになってしまった。自分にとっては、もうWindowsでなければならない時代は終わっていたんだな…とちょっと感慨にふけった次第。
[宿題]
音楽データの移行。
持っているCDを全部デジタル化して聞いていたのだが、デジタル化した時期によってさまざまなファイル形式が入り乱れてます。MP3、AAC、APE、FLAC、Ogg…。ファイルも、トラック単位でバラけているもの、WinZipやWinRARで固めたものが入り混じり、タグも埋め込んでいたりcueファイルに分けてあったりとさまざま。
Windowsではfoobar2kを使っていたので、これらの不統一を気にする必要はなかったのだが、Linuxのメディアプレーヤはそこまで親切ではない模様(まだ、きちんと把握できていない)。cueファイルも、今のところうまく読み込めずにいる(これはs-jisテキストのせいかも?)。使える形式を確認し、変換をかけないと行けないようだ。
- どんなツールを使えばラクができるのか?
- そのツールはLinuxで動くのか?
正直、目的のツールを探すための基礎知識が足りていないため、この辺りの作業はWindowsで済ましておくほうがラクそう。 wineでなんとかできるか、最悪の場合は旧マシンに電源をつなぎ変えて作業することになるかも。
詳しい方、もしこれを読んでいたらコメントで教えていただければ幸いです。 <m(_ _)m>
おまけ:
ググっていたら、 polishlinux.org » Foobar2000 under Wine in Ubuntu foobar2kをUbuntuにインストールしている猛者を発見。でも、この手のツールは、ネイティブアプリを使いたいなぁ。